ガーリブ・アワードに集う人々は

ガーリブ・インスティテュートが作っている

ガーリブ・カレンダーの2013年度版を手に入れました。

「黒いシャルワール」こと、ハリールさんがくれたのです。

彼は毎年12月に行われるガーリブ・アワードに出席し、

参加者のみに配られる特製カレンダーとダイアリーを

貰ってきて、私たちにくれるのです。

ですが、今年はちょっと紆余曲折があったみたいです。

ガーリブ・アワードの式典が終わっても

カレンダーとダイアリーが配られなかったのです。

後日、ハリールさんが

ニザームッディーン・バスティーのガーリブ・インスティュートに

足を運んで、まわりくどく尋ねたところ、

やっとカレンダーをくれたそうです。

予算削減か何かがあったのでしょうか、

ダイアリーの方は残念ながら、作られなかったようです。

そうして手に入れた貴重なガーリブ・カレンダーは

早速、我が家の扉を飾っております。

今年は、アブドゥッラフマーン・チュグターイーの

ディーワーネ・ガーリブの絵があしらわれています。

ハリールさんは、

「このために、たくさん歩かなければいけなかったんだぞ」

「朝から空腹だ」

とブツブツ言っていたので

食べ物を提供してあげました。

〇   〇   〇

「アッチャー、マェン・チャルター・フーン(じゃ、行きます)」

と言って立ち上がったハリールさんから

つま楊枝が落ちました。

楊枝ごときですが、一応

「それ、落としていますよ」

と伝えたところ

「アッチャー、ワハハ」と言って拾いながら

次のようなことを話してくれました。

ガーリブ・アワードの式典では、食事が出るそうです。

ハリールさんはマトンを3ピースほど食べれば満足だそうですが

トゥルクマン・ゲートや、ダリヤー・ガンジから来た人

(いずれもオールドデリーの地名)は

10ピースや15ピースも食べているそうです。

ハリールさんが呆れて見ていたところ

彼らは恥じ入る様子もなく

「俺たちは食べるために来たんだ」

と言っていたそうです。

それを聞いて「やっぱりそうか」と納得してしまいました。

前回も書いた通り、

収入がないのに太鼓腹をしていて

貧乏生活を賢く送っているらしいハリールさんは、

やはり食べるためにガーリブ・アワードに出席しており

カレンダーとダイアリーは副産物だったのです。

ハリールさんには一応、羞恥心があるようですが

臆面もなくタダメシを食べに来ている輩が

ガーリブ・アワードに群がっていると知って

ウルドゥー語とインドムスリムの状況について

考えさせられてしまいました。

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