貧血とベーホーシュ

たびたび新聞に載っていることですが、

インドのティーンエイジャーの間で

貧血が蔓延しているそうです。

最近の新聞によると、

約5割の子達が貧血なのだとか。

第二次成長期に血が必要になるというのに

特に女の子は生理で血を失ってしまうので

貧血がより深刻になるようです。

毎日の食事に鉄分が少ないことも指摘されています。

だから政府は毎週、鉄と葉酸のサプリを

配布することを考えているそうです。

§

隣の家の奥さんは一時期、不正出血で

貧血に悩まされていました。

台所に立てない状態になり

旦那さんが四苦八苦しながら

食事を作っていたみたいです。

ある夜、寮の別の部屋に食事に呼ばれて行った時のこと

忘れ物をしたので

彼女ひとりだけが部屋に戻り、

扉の錠を空けていたそうです。

すると、

触ってもいない扉が激しく揺れ

そしてドカンドカンという音がしたそうです。

誰もいない廊下での出来事です。

隣の奥さんはすっかり驚いてしまい

夫のいるところまで走って行き

そして失神(ベーホーシュ)したそうです。

§

私は、これまでの人生で失神したことは一度もありません。

しかしインドの文学では

女性の「失神:ベーホーシュ」はよく出てきます。

映画『Mughal-e Azam』でもヒロインのマドゥバーラーは

4回くらい気絶していたように記憶しています。

「絶対おかしいよ」

と思い、誰かにこのことを話した時に

「それは美的表現の一種なのでは」

と言われたことがありました。

最近、うすうす分かってきたのですが

あれは貧血による失神ではないかと。

インドの女性は、貧血が多いのではないかと

思うのです。

同じ寮の住民のリーマーさんは

妊娠時のヘモグロビン値が9~10だったと言っていました。

11以上なければならないので、これは低い値です。

会社の同僚の女の子は、

生理の時にスクーターを運転していて

貧血のため気を失ったことがあると言っていました。(怖い!)

§

インドの食事、特にヴェジ料理で補える鉄分は少ないです。

ラーギー、ジョワール、バジラーなどの

雑穀を食べていた頃は良かったけれど

小麦のチャパーティーが広まり

現代はますます貧血傾向にあるのではないでしょうか。

貧血になると、

体力が落ち、疲れやすくなります。

ホームデリバリーを大活用、

家政婦に仕事をやらせ、

口は達者なのに体は動かさない

いつも横着なあの奥さん・・・

貧血のせいで

横着になっているのではないかしらん

などと思うのです。

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