オックスフォード大学の教授候補に

インド人の文学者、批評家であるアルヴィンド・クリシュナ・メヘロートラ氏が、オックスフォード大学の教授職の候補に挙がっているらしい。5月15日付のザ・ヒンドゥー紙が報じていた。
アルヴィンド・クリシュナ・メヘロートラ氏は1947年ラーホール生まれ、インド文学界の「怒れる声」として知られるインドでは著名な文学者だそうだ。現在、イラーハーバード大学で教職についている。彼がオックスフォード大学の英語詩の教授候補に挙がったのは、同じく文学者であり、オックスフォードの聖ヒューカレッジに在籍しているアミト・チャウドリーと、ピーターDマクドナルドが推薦してくれたためらしい。
この名誉ある地位を巡る対立候補に挙がったのは、そうそうたるメンバーだ。まずはノーベル文学賞受賞者のデリク・ウォルコット氏。詩人として活躍中のアンドリュー・モーション氏。それから、イギリスでは有名な詩人であり、チャールズ・ダーウィンの子孫であるということでも経歴に箔が付ついているルース・パデル女史だ。
しかし、アンドリュー・モーション氏は、年俸が6901ポンド(約100万円)と安いことを理由に、候補から降りたそうだ。一番有力かと思われたデリク・ウォルコット氏は、1980年にハーヴァード大学に勤めた時のセクハラ事件が何者かにより暴露され、一時は憤慨したものの「せっかく支援してくれている人に屈辱を味わわせるよりかは」と言って、戦線を去ったそうだ。
そのため、今はアルヴィンド・クリシュナ・メヘロートラとルース・パデル女史の一騎打ちになっているそうだ。
残念ながらオックスフォード大内にはアルヴィンド・クリシュナ・メヘロートラの知名度はないらしく、投票するにもどういう人物だかイメージが描けないらしい。ルース・パデル女史はその反対でオックスフォード大学には昔から関わってきており、知り合いが多いそうだ。
だが、アルヴィンド氏は、既にイラーハーバードで職についているため、この選挙に関しては楽観的に考えているそうだ。もし採用されたら、現在はヨーロッパ中心主義のところがあるので、人々の視野を広げて生きたいと話しているそうだ。
もし採用されたら、オックスフォードの300年の歴史の中、インド人はもちろん、アジア人で初の英語の詩の教授となるそうだ。
デリク・ウォルコットのセクハラの経歴を暴露したのは、ルース・パデル女史ではないかと噂されているらしい。(本人は否定)彼の著作等読んだことがないのだけれど、この騒動でアルヴィンド氏が選ばれないかなぁと密かに応援している。
20090517-AKM.JPG
↑彼の著作

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