舞台衣装のまま逝った巨匠

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カルナータカ州沿岸部、マンガロールやウドゥピで行われているパフォーミング・アートであるヤクシャガーナの巨匠ケレマネ・シャンブー・ヘグデが1月2月に亡くなったというニュースが新聞に載っていた。
私は彼のことを知らなかったのだが、彼の逝去のニュースを読んで心を揺さぶられた。彼はステージの上で演じている途中に心臓停止し、亡くなったのだという。
ケレマネ・シャンブーは、ヤクシャガーナに人生を捧げるために生まれてきたような人で、ヤクシャガーナの俳優であった父親ケレマネ・シヴァラーマ・ヘグデからトレーニングを受けた。
彼の父親は、1934年にイダグンジ・マハーガナパティ・ヤクシャガーナー・マンダリという劇団を設立。ケレマネ・シャンブーは、ここのトップアーティストの1人となりインド国内はもちろん海外公演も、行ったそうだ。彼が生涯に演じた役の数は合わせて175に上るという。
彼はまた、伝統を重んじながらパフォーミング・アーツとしての実験を重ねてきた、改革者でもあったそうだ。
ケレマネ・シャンブーは、州のナータカ・アカデミーの代表を勤めた。また、ナショナル・サンギート・ナータク・アカデミー賞も受賞、ヤクシャガーナーに貢献したことで名誉博士号も貰っている。
彼はガネーシャのお寺で有名なイダグンジの町で、彼が大好きであったラーマの役を演じている途中に舞台衣装のまま逝った。享年70歳であった。
ケレマネ・シャンブー・ヘグデのパオーマンスがYou tube に載っていた。こちらの写真も良い。人生の最期は彼のように迎えたいものだ。
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↑ヤクシャガーナーの楽屋の様子。

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