美人だらけマニパール結婚式ツアー

いったい何度結婚式に行けば済むのかと自分でも呆れるくらいだが、また結婚式に参加するために、マンガロールの北にある学園都市マニパールに行ってきた。
マンガロールからマニパールまでは私営バスで1時間半の道のりだった。直行バスを待っていたのだが、クリスマスで直行バスがなかなか走っておらず、結局ウドゥピで乗換えをすることとなった。
マニパールは小高い所に位置しており、周辺に広がる椰子の森が一望できる。周りは椰子の木の海といった感じだ。
結婚式会場はバススタンドから歩いて5分のところにあった。入ったら、1000人近いと思われる参列者がズラリと椅子に座っていた。今まで見てきた結婚式会場では、プラスチックの椅子が使われていたため、参列者が談笑したり挨拶しているうちに列がグチャグチャになっていることが多かったのだが、この会場の椅子は可動式ではなく映画館のようになっていたため、参列者がズラリと並んで座っていて、その様子が何だか圧巻であった。ウエスト周りが大きいサーリーを着たおばあさんや、健康体のお嬢さんは椅子の列に出入りするのが大変そうだった。
花婿はシェールワーニー、花婿の父親はクルターという北インドスタイルで登場していた。対する花嫁側の父親は上半身裸の南インドスタイルで儀式に参加していた。父親は司祭者に布を頭に巻いてもらっていた。母親はサーリーの布を股にくぐらせ、マハーラーシュトラ風の着方をしていた。
花婿と花嫁は両手に1つのココナツを持っており、両親からその上に水をふりかけてもらっているようだった。カメラマンが前に立っていたため、何をしているのか基本的に見えなかった。
次に、司祭者が四角い入れ物に黄色い薪をくべて火を炊いた。花婿と花嫁は、親指を立てながらその周りを1周していた。次に、椅子に座った2人の周りに司祭者が紐をぐるぐる巻くということもしていた。
今回結婚するのは、パイー姓の人。会社にパイーが何人かいるし、パイーという電気屋さんチェーン店もあったが、実はこれはガウド・サラスワト・ブラーフマンに属すコミュニティの姓らしい。
彼らの先祖はその昔西から侵入してきてサラスワティー川河畔に住み着いたアーリヤ人と言われている。紀元前1000年頃にサラスワティー川が消えかけた時に、パンジャーブやカシミール方面に散り散りになっていった者もいたが、ゴアに南下してきた96世帯がいたらしい。それが現在マンガロール周辺に住むパイー姓の人の先祖だ。彼らはガウド・サラスワト・ブラーフマンと呼ばれている。
16世紀にポルトガル勢力の脅威から逃れるために彼らはカルナータカ沿岸部、ケーララやマハーラーシュトラに逃げて来たそうだ。彼らが母語とするのは、主にコーンカニー語らしい。
結婚式に行って気づいたのは、ズラリと目の前に並んだ淑女の背中の美しさだ。粉をはたいたように色が白いのだ。肌の色の濃いインド人は微妙な色よりも原色を着た方がよく映えるのだが、彼らは若草色のような淡い色のサーリーもよく着こなしていた。
なぜか前の席に女性ばかりが座っていたので、女性観察ばかりしてしまったのだが、お美しいおばあさんを何人も見つけてしまった。上品に老いていて、カージャルを塗った目元、笑い皺、ウェーブがかかった白髪でさえも素敵なのである。背は高めで、背筋はシャンとしている。そういうおばあさん達が再会を喜び合って私の目の前で優雅に抱き合ったりしていた。若い頃は、さぞ美人だったのだろう。
若い女性は非常に少なかったが、1人だけ髪を今流行りのステップカットにしてウロウロしている女性がいた。彼女は大衆から明らかに浮いていたのだが、近くに寄ったら背が175センチくらいあって、とんでもなくスタイルが良い女性だということが判明した。
これで分かったのだが、どうやら彼ら一族は美形コミュニティーのようだった。マンガロール周辺では、アイシュワリヤー・ラーイやシルパー・シェッティーを排出したバント族も有名だが、サラスワト・ブラーフマンも美形コミュニティのようだ。調べたらディーピカー・パドゥコーネもサラスワト・ブラーフマンらしい。
思わぬところで美人の産地の深淵に触れてしまった。そういえば、男性はあまり印象に残らなかった。男性は後ろに座っていたためよく見えなかったし、あまりの女性の輝きに、男性陣は霞んでしまっているのかもしれない?
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