ダシャヘラーとは?

インドでは、いっきに大きな祭りがやってきた。街では数週間前から花火を売るテントが建ち、神さまの形をしたイルミネーションが点灯し始めた。そして新聞や広告に「ナヴラートリー」、「ドゥルガー・プージャー」、「ダシャヘラー」の文字が踊りだした。
お恥ずかしながら私は「ナヴラートリー」と「ドゥルガー・プージャー」と「ダシャヘラー」の違いが分からなかったのだが、ここにきてようやく分かってきた感じだ。
・「ナヴラートリー」の中で「ドゥルガー・プージャー」が行われる。
・「ナヴラートリー」明けの日が「ダシャヘラー」
という関係だったのだ。そんなこと言うまでもなく、皆さんはもうご存知だったかな??
以下、ナヴラートリーに関して調べたことをまとめておく。
ナヴラートリー
ナヴラートリーは、もともと「9つの夜」という意味。
ナヴラートリーは夏の始めと冬の始めに2回訪れる。夏の初めのナヴラートリーは、ラーマナヴラートリーと呼ばれ、チャイトラ月の白分1日から祝われる。冬の初めのナヴラートリーは、アーシュヴィナ月白分1日から始まりドゥルガーナヴラートリーまたはシャルナヴァラートリーと呼ばれて区別される。どちらも神々に対しお祈りするのに適した神聖な期間とみなされている。
今年(2006年)は、9月23日から10月1日がアーシュヴィナ月白分1日〜9日にあたり、ナヴラートリーだった。
ナヴラートリーでは、聖なる母(=ドゥルガー女神)がさまざまな形で崇拝される。シャクティ(力、エネルギー)と聖なる母としての神を祭るのがナヴラートリーの特徴だ。
ドゥルガー・プージャー
ナヴラートリーの最初の3日間、人々は獰猛な姿になったドゥルガーであるカーリーに対し、穢れたものや、不道徳、問題を破壊してくれるようにお祈りする。カーリーは人の悪い性格を破壊し、正しい道に我々を導いてくれると信じられている。
聖なる母に悪しきものが破壊された後の3日間、神聖な富と幸運の神様ラクシュミーが祭られる。
最後の3日間は、学問や芸術の神サラスワティーが祈られる。
聖なる母の祭り方は地方によって異なり、西ベンガル州では、家族親類縁者が集まって土製のドゥルガーの像に対して祈りを捧げる。10日目には偶像は街中をパレードした後、ガンガーに流される。
ヴィジャエ・ダシュミーまたはダシャヘラー
アーシュヴィナ月10日目は、ヴィジャエ・ダシュミー、ダシャヘラーと呼ばれる。悪に対し善が勝利した重要な日とみなされている。
この日は、ドゥルガーがマヒーシャスラ(アシュラの王、水牛の魔)を倒した日である。
また、ラーマ神がドゥルガーとサミヴルクシャ(植物。もやし状に育てた小麦の芽?)に対して祈祷を捧げた後、鬼神ラーヴァナを倒した日でもある。この日は、ラーマリーラーとも呼ばれ、ラーマーヤナを朗唱し、劇団によるラーマ劇が演じられ、夜にはラーヴァナとその弟の巨大な人形が焼かれる。
この日は何か新しいことを始めるに良い、おめでたい日と考えられている。
20061005-DurgaMa02.jpg
↑ライオンにまたがり、10本の腕に武器を持って水牛(マヒーシャ)の姿をとった悪魔(アスラ)を殺すドゥルガーの像。

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