愛地球博に行ってきた。「地球」というテーマは広いようでいて狭いらしく、何となく似たりよったりの出展になっていた。そこで視点を変え、万博では各国から来ているであろうヘンナ塗りを探すことに力を注いだ。
(1)モロッコ館
現地の女性が注射器を使ってヘンナを塗っていた。モロッコの女性はヘンナを塗るとき、注射器を使うのが好きである。私もマラーケシュのフナ広場で購入して使ってみたことがあるが、ペーストを絞り出すのに握力が要るので非常に疲れる。このおばさんも、眉をこんなにしかめてしまって。
柄はハート型の崩れたようなもの。ベルベルの伝統模様ではないことにガッカリである。
(2)インド館
インド館の2階は土産物バーザールになっていた。売られていたのは木彫りの梟や、ショールや、鏡やビーズが埋め込まれたペンなど、あまりそそられない品物ばかり。そのバーザールの一角で革ジャンを来た若い男性が立ったまま女子高生にヘンナを塗っていた。立ったままとはクールではないか。
安定した線でバランス感のある伝統的デザインのヘンナを描いていた。いつもはオールド・デリーのレッド・フォート内の店で描いているそうだ。
(3)カタール館
「私がヘンナを語ーると長くってよ!」
ここでは敢えて女性限定にしていた。カタール館は万博唯一、無料でヘンナを塗ってくれるところである。ツンツンとした花の模様を3分くらいで描いてくれる。
(4)イエメン館
6時半頃にイエメン館に行ったら、ヘンナ塗りは既に帰ってしまった後だった。残っていたのは香水を売っていた女性。彼女の手のひらに塗られていたヘンナはオレンジ色で、手の甲は黒色だった。両方ともヘンナだと彼女は言う。黒いヘンナがどんなものだか見たかった。残念。
http://indo.to/kahkasaan
kahkashaan
インド・パキスタンキチガイです。 実家は稲作農家です。観光立国JAPANを応援しています。 実験・イタズラ・言葉遊びが好きです。-
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- その名も に kahkashaan より
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何かタイトルが某『ウル○ン滞在記』みたいですね、
《kahkashaanが〜万博で各国のヘンナ塗りに出会った〜:*月*日放送(予定)》
僕もかな〜り万博行きたいですが、¥は無いです。なのでせめて万博レポートの続きを希望です〜。
ちなみに…、ここのブログでもアラビ〜ア文字がちゃんと表示されるんですね。↓のほうでイキ〜ナリ出てきたのでドキ〜リしました。
>¥は無いです
入場券はチケット屋で200円引きで入手しました。往復はバスだと安上がりで、1万円かからないで行けますよ。
>ここのブログでもアラビ〜ア文字がちゃんと表示されるんですね。
貼り付けたら、たまたま出来てしまいました。会社のマシンで見たら、表示されなかった。XPで、BBC Urduも読めるようにしてあるのに、おかしいなぁ。
>「私がヘンナを語ーると長くってよ!」
↑ちなみに‘カタール’と‘長久手’(ながくて。万博の会場のこと)をかけている。念のため。
MEHNDI
MEHNDIを髪につけて、乾いたら洗い流します。
MEHNDIが乾くまで3時間くらいかかるのですが、起きるのが遅かったのですぐにお日様が沈んでしまい、なかなか乾かず、夜になってしまいました。
ところで、MEHNDIは髪につ…
私のはどうでしょう?
けい様 >>
はじめまして、トラバありがとうございます。
イエメン館でヘンナをしてもらいました。
腕の表側に花のような模様を。
一度やってみたかったのでとても感激でした♪
自分の日記に写真を残してあります。