インド人とピアノ

「ピアノコンサートに来ない?」
と、誘われた。公文に学校にアニメ鑑賞にと忙しいニキル君が通っているピアノ教室の発表会があるらしいのだ。
会場は葛西ではなく新浦安の市民プラザ。しかも開始時刻は朝の10:30だと言う。それを聞いたら急に億劫になり、断りたくなってきた。だが発表会プログラムが私の気持ちを変えた。発表者として、ニキル君の他にインド人が2人も名を連ねていたからだ。
「インド人とピアノ」で思い出すのは『マダム・スザーツカ』(1988)という映画。女手ひとつで育てられ、ピアニストとして成功することに多大な期待を寄せられている14才のインド人少年とピアノ教師の話だ。この映画の影響もあり、もしかしたらインド人はピアノが異常にうまいかもしれないなと興味が沸いてきた。
だが実際に発表した3人は全員まだ6歳。初級なので、「かっこう」や「きらきら星」や「げんこつ山のたぬきさん」のメロディーラインを中心に弾いていた。「かっこう」は日本人にとって耳なじみのある歌だがインドでは歌わないらしくて曲を覚えるのに他の生徒より時間がかかったのだとか。子供で指の力がないため、また家ではキーボードで練習しているためもあって、音が非常に弱めで元気に欠けていた。
彼らは同じインターナショナル・スクールのクラスメイトらしい。自分達の演奏が終わったら親に100円をせびり、連れ立ってお菓子を買いに行っていた。親の話によるとピアノ教室に行く直前だけ練習して、その他の日はキーボードに触れさえもしないのだとか。親に言われてピアノをやっているだけであって、本人はあまりやる気がない様子・・・。
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↑ショーン・デーサーイー君とニキル君。
演奏の前と後にピアノの前で客席に向かってするお辞儀が、まるで立位体前屈みたいで可愛かった。

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