ミラン2005 〜葛西(終着点)

葛西に着くまでが遠足です。
噂のハラールフードの店
葛西に去年の夏にオープンしたというハラールフードの店に行った。以前、インド人が作成した地図を頼りに何度か探しに行ったのだけれど、ついぞ見つからなかったのが最近になって見つかったのである。
店の名は「ファイサル・コネクション」。この店は表玄関から入ると雑貨屋だが、裏口から入るとハラールフードの店、という面白い構造をしている。雑貨屋には何を置いているかと言うと、蛍光色の蚊帳、パンジャービー・スーツ(5900円〜)、ナート(鼻ピアス)、アンデスのお守り、鶴の柄をした番傘、毛糸の帽子、アロマオイルなど。結構、節操のない品揃えである。
ハラールフードのコーナーは6畳くらいの広さ。アチャール、アーター、ダール、肉、スパイス、マンゴージュースが並べられていた。DVDも1本1000円で扱っている。最も新しいものとしては『Kisna』があった。
店を経営しているのはバングラデーシュ出身のシャーヒドゥル・イスラーム・ハーンさん。食品衛生管理責任者の名前を書いて貼るブルーの札に「シャヒドゥル イスラム カーン」と、ペン書きして高いところに掲げてある。この点、キチンとしていて大変結構である。しかし、表から見えるところにDVDデッキを10台くらい山積みにしているのはトラブルのもとになるんじゃないかなぁ?
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素敵なママはインド人
江戸川区に住むインド人は2004年の間に100人近く増えた。他の地区から引っ越してきたり、ITエンジニアが新しく来日したせいもあるだろうが、数が増えた原因のうちの3分の1は赤ちゃんが生まれたせいではないかと私はにらんでいる。
公文とピアノとアニメ鑑賞に忙しいニキル君のお母さんも妊娠していた。前回、クリスマスプレゼントを届けに行った時にニキル君に「友達じゃない」呼ばわりされた私は、彼の未だ見ぬ弟 or 妹に望みを託し、生まれたらすぐに馳せ参じてお友達になろうと意気込んでいた。生まれてすぐ目に入ったものをお母さんと思ってしまうヒヨコの刷り込み効果みたいなものを期待したのである。
出産の予定は28日だと聞いていたので、西日本旅行から戻ってきた後で間に合うなと計算していた。ところが思いのほか予定が早まってしまったらしく神戸にいる時に携帯に「19日の午前3時、ニキルの弟が無事産まれました。母子ともに健康です。」という留守電が入っていた。あぁ、せっかくの計画が!なんという悪いタイミングなんだろう。
そんなこんなで昨日、やっとニキル君の弟に会いに行くことが出来た。彼はもう目をパチパチさせており、お母さんを識別できるらしかった。
長いうぶ毛に覆われた赤ちゃんのお肌はスベスベ。手の小ささ、お尻の丸さが愛らしかった。お祖母ちゃんや、お祖父ちゃんがバンガロールから駆けつけており、6日目の命名の儀式を執り行ったらしい。彼は「レーヤーンシュ」と名づけられた。
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(邪視除けのため、顎にホクロ付けてみました↑)
ご両親、祖父母と一緒になって揺りかごを囲み、中の赤ちゃんの一挙手一投足を愛でていたその時、忘れかけてたニキル君がひょいと通りがかった。奥の部屋で英語の書き取りの課題をやらされていた彼だったが、私たちの騒いでいる声を聞いてみじめな気分になったらしく課題の軽減を申請しに部屋から出てきたのだった。
なんと彼は私の方を向いて、愛想よく「ハーイ」と手を振ってきた。これは何の風のふきまわしか??
・・・さては親や祖父母の愛情が赤ちゃんに注がれてしまったので、彼はちょっと寂しい思いをしているのだろう。ひょっとして今こそ、彼と友情をあたためるチャンスなのかもしれない。

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