ゲイリークーパーに…

明日、いよいよ出発だというのに

息子のアスマが下痢になり大騒ぎ。

顔色はいいのですが、下痢は止まらず、

液状のウ○チがオムツから溢れるので

常に油断は禁物です。

下痢になると、お尻がかぶれやすいこともあり

水でお尻を洗うために、

風呂場まで何往復もしています。

息子のお腹がパンパンに膨れていることにも気づきました。

ガスが溜まっているようです。

早速、お隣の家の知恵を拝借しました。

お隣さんによると、お腹のガスには

おへそのまわりにヒーングのペーストを刷り込み、

アジワエンとムナッカー(干しブドウの一種)を

煎じたものを飲ませると良いとのことです。

早速、ヒーングをお腹にすり込み

ムナッカー・アジワエン茶を飲ませてみました。

息子は、顔をしかめてはいましたが、

少しは飲んでくれました。

お隣さん曰はく、

「歯が生えてきているから、

下痢になっているのでしょう。

歯が生えそうなところに

ハチミツを塗ると、楽になりますよ」

だそうです。

歯は、もう16本は生えているし

これまで問題がなかったので

歯の問題ではなさそうなのですが。

そもそも奥の歯茎にハチミツを塗ろうとすると

息子に間違いなく指を噛まれそうです。

それにしても

息子はインド歴1年半以上になりますが

こんなにひどい下痢は初めてです。

憔悴した状態で帰国したら

幼い息子をインドに連れていったことに対し

日本勢からイヤミを言われるかもしれません。

そして、またインドに戻ることに対して

大反対されるかもしれません。

だから元気になってほしいのですが。

頑張れ、アスマ!

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アルヴィダー

ニームの花が咲きました

ここ最近、これまでお世話になった知人に会うのに

忙しくしておりました。

一昨日は、ムニルカーの友人の家に行きました。

昨日の昼は隣人宅に呼ばれ、

チキン・ビリヤーニーをご馳走になりました。

昨日の夜は、日本語コースの学生に会い

キャンパス内のダーバー『24X7』で食事をしてきました。

今日は、アルカカット氏の先輩一家が来て

お好み焼きを一緒に作って食べました。

明日は、アルカカット氏がお世話になっている文学者

ブッディラージャーさんのお宅へ

お邪魔する予定です。

出発直前まで、大忙しです。

§

みなさん、口々に

「またインドに戻ってきてください」と

言ってくれます。

戻って来たいのはやまやまです。

神のご意思がありましたら(インシャッラー)

1か月くらいしかいられないかもしれませんが

2人の子を連れて

旅行者ビザで戻って来たいと思います。

ムニルカーの知人宅にお邪魔した時、

いつもアスマと遊んでくれる息子のアンキト君は

学校に行っていてお留守でした。

私がいる間に、彼のお父さんが、アンキト君を学校に

迎えに行っていました。

学校から帰る途中、お父さんが

「今、おばさん(アンティー)が来ているよ」

とアンキトくんに話したそうです。

「どのおばさん?」

とアンキト君。

お父さんが、

「おまえが一番好きなおばさんだよ」

と言ったら、アンキト君が

「アスマのおかあさん!」

と言い当てたそうです。

それを聞いて、胸キュンになってしまいました。

彼のお母さんによると、

アスマが日本に帰ると知ったらアンキトががっかりすると思い、

まだアンキト君には話していないとか。

ますます胸キュンであります。

アンキト君、将来日本留学しないかなぁと

密かに願っています。

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貧血とベーホーシュ

たびたび新聞に載っていることですが、

インドのティーンエイジャーの間で

貧血が蔓延しているそうです。

最近の新聞によると、

約5割の子達が貧血なのだとか。

第二次成長期に血が必要になるというのに

特に女の子は生理で血を失ってしまうので

貧血がより深刻になるようです。

毎日の食事に鉄分が少ないことも指摘されています。

だから政府は毎週、鉄と葉酸のサプリを

配布することを考えているそうです。

§

隣の家の奥さんは一時期、不正出血で

貧血に悩まされていました。

台所に立てない状態になり

旦那さんが四苦八苦しながら

食事を作っていたみたいです。

ある夜、寮の別の部屋に食事に呼ばれて行った時のこと

忘れ物をしたので

彼女ひとりだけが部屋に戻り、

扉の錠を空けていたそうです。

すると、

触ってもいない扉が激しく揺れ

そしてドカンドカンという音がしたそうです。

誰もいない廊下での出来事です。

隣の奥さんはすっかり驚いてしまい

夫のいるところまで走って行き

そして失神(ベーホーシュ)したそうです。

§

私は、これまでの人生で失神したことは一度もありません。

しかしインドの文学では

女性の「失神:ベーホーシュ」はよく出てきます。

映画『Mughal-e Azam』でもヒロインのマドゥバーラーは

4回くらい気絶していたように記憶しています。

「絶対おかしいよ」

と思い、誰かにこのことを話した時に

「それは美的表現の一種なのでは」

と言われたことがありました。

最近、うすうす分かってきたのですが

あれは貧血による失神ではないかと。

インドの女性は、貧血が多いのではないかと

思うのです。

同じ寮の住民のリーマーさんは

妊娠時のヘモグロビン値が9~10だったと言っていました。

11以上なければならないので、これは低い値です。

会社の同僚の女の子は、

生理の時にスクーターを運転していて

貧血のため気を失ったことがあると言っていました。(怖い!)

§

インドの食事、特にヴェジ料理で補える鉄分は少ないです。

ラーギー、ジョワール、バジラーなどの

雑穀を食べていた頃は良かったけれど

小麦のチャパーティーが広まり

現代はますます貧血傾向にあるのではないでしょうか。

貧血になると、

体力が落ち、疲れやすくなります。

ホームデリバリーを大活用、

家政婦に仕事をやらせ、

口は達者なのに体は動かさない

いつも横着なあの奥さん・・・

貧血のせいで

横着になっているのではないかしらん

などと思うのです。

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青いマンゴー

レモンライスとロォンジー

近所の八百屋で

青いマンゴーが売られていたので

ロォンジー(マンゴーのチャトゥニー)を作ってみました。

少しだけ甘くなりかけたもので作ると

美味しいのですが、

今回買ったものは、まだ中が固く

アチャールに丁度良さそうな感じでした。

でも、調理すると柔らかくなります。

私は、このチャトゥニーとレモンライスの

組み合わせが好きなのです。

だからランチに、レモンライスを作りました。

酸っぱいものが苦手のアルカカット氏は

『酸っぱいレモンライスに何故

酸っぱいチャトゥニーを合わせる必要がある?』

と不満げです。

(無視、無視。)

インド生活も、

残すところあと1週間となりました。

八百屋で青いマンゴーや、青いパパイヤ

青いバナナが手に入ったりする暮らしも

もう終わりであります。

実家のあたりでは、

ココナツも手に入らないことでしょう。

こういう野菜が手に入るシアワセを

今のうちに噛みしめています。

青いマンゴーを切った時の香りは

爽やかで最高です。

Macの新品のパソコンを開封した時のニオイの

香水を作るのも良いけれど、

青いマンゴーにナイフを入れた時の匂いの

香水を作ってほしいなぁと思います。

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アフガーニスターン料理

NHKの『アジわいキッチン』に

アフガーニスターン料理のレシピと、

作り方の動画が掲載されています。

東中野のレストラン驢馬駱駝(ろまらくだ)のシェフが

教えるレシピです。

早速、これを参考にバーミヤ(オクラ)と、

カラーヒーゴーシュトを作ってみました。

バーミヤは、インドの感覚で言うところの「ヴェジ料理」なのですが

オクラを油で揚げるせいか

ボリュームがあり美味しかったです。

カラーヒーゴーシュトは、

タマネギ、ニンニク、スパイスを一切使わないのに

マトンの臭いがせず

味もしっかりあって

とても美味しくてビックリしました。

調味料らしきものは、ショウガと塩くらいのものです。

あとはトマトの旨味。

今まで、スパイスやタマネギ・ニンニクの力を

過信していたことに気付かされました。

何より、マトンを自宅で美味しく調理できたことが

嬉しかったです。

アフガーニスターン料理が面白くなったので

ネットで検索して、いろいろ試してみたくなりました。

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路上で見た珍しいもの

昨日、夕方にお出掛けしました。

またもや曇り空で、

雨が今にも降り出しそうな感じでした。

オートを捕まえて移動していたら

風が吹いてきて、いよいよかと思われました。

昨日がユニークだったのは

風で綿毛がたくさん飛んでいたことです。

インドワタノキの実が熟したのでしょうか、

それとも他の木でしょうか。

地面に落下した丸い綿毛は、

路肩をコロコロと転がっていました。

真っ白白助といった感じです。

オートの中にも、綿毛が入ってきました。

綿の中心に、タンポポの種に似た種があり

毛は、すべすべして、とても柔らかかったです。

困ったことに、

唇に塗ったグロスに綿毛が貼りついて来ました。

虫のシーズンになれば

羽虫が貼りついてくるし。

こちらでは、グロスは

目的地に到着した後に塗った方がいいかもしれません。

§

さて、最近路上で珍しいものを見ました。

ひとつはオレンジ色のバスです。

キラー・バスと呼ばれるブルーラインバスが駆逐され、

バスがやってくる頻度が落ちて

庶民は不便していたのですが

やっと投入されたのが、このオレンジ色のバスです。

まだデリー中に600台しかないそうです。

ふたつ目は、女性のオートドライバーです。

日中、ムニルカー付近で目撃しました。

長い髪を後ろでまとめ、

白い制服を着て走っていました。

やはり女性にとってオートは大きいのか

彼女が華奢なだけなのか

前傾姿勢に座っていて

少々もてあまし気味のような印象を受けました。

女性しか乗せないのか

空の状態で走っていました。

最近は女性のバスコンダクターもいるそうです。

バンガロールの公共バスのバスコンダクターは

混雑している車内を練り歩いて

チケットを売っていましたが

デリーの公共バスのバスコンダクターは

横着して、扉の近くの席に座ったまま

動きません。

乗客がコンダクターのところまで行って

チケットを買うのです。

だから、デリーのバスコンダクターは

女性でも容易に勤まることと思います。

現在、600人の女性バスコンダクターがいるそうです。

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お金の話でアレですが

2007年に、リライアンスの生命保険に入っていたのですが、

日本に帰国するため解約し、

お金を取り戻す手続きをしてきました。

なぜ、生命保険に入ったかと言うと

所得税対策のためです。

インドでは月収が1万ルピーを超えると

所得の25%くらいを所得税として

持って行かれます。

(この所得税を払っている人口は

全インドで2000万人くらいしか

いないという話です。)

25%とは、結構な割合だと思います。

ですが、家や車のローンを組んだり

生命保険に入ってお金を払うと

年間10万ルピーまで

所得税が免除されます。

つまり年間2万5千ルピーくらい、浮くことになります。

ということで、

専門用語が良く分からないけれど

加入してみたのです。

投資型の生命保険で、

国債など政府系に投資する割合と

株など市場に投資する割合を選べます。

「政府:民間」の投資の割合を、テキトーに8:2にして

4年間、放ったらかしにしておきました。

『マーケットが下がったので、

プロフィットを確保するには、

もう10万ルピー、投資してもらう必要がある』

という電話がかかってきて焦ったりもしましたが、

結局、放ったらかしのままでも、

お金は減ることがなく解約できたので

安心しました。

3万ルピーくらい増えたのですが

銀行でも、そのくらいの利子がつくので

純粋に所得税対策として

利用するならOKといったところでしょう。

解約の手続きも非常にシンプル。

加入者証を返して、書類を書き込み、

PANカードのコピーと、クロスした小切手を

提出すれば良いだけでした。

お金は7~8日で戻ってくるそうです。

§

次の課題は、、、、

ルピーを両替して日本に持って帰ることです。

1ルピー=3円の時代を知っている者としては

1ルピー=1.5円で両替するのは

非常に心苦しいです・・・

「ルピーよ、持ち直して!」

と応援すると同時に

「国際社会よ!日本円にそんなに価値があるか?」

と大声で問いたい気分なのですが

今後もルピーは下がる一方かもしれません。

インフレの勢いも凄いですし。

銀行を通して送金すると、

20%くらい手数料をとられるというハナシです。

こうなったら、

インドで高い買い物をして帰った方がお得かも。

金に投資しようかしらん?

とか、

商才がないクセに

パシュミナ商人になろうかしらん?

と考えてみたりする今日このごろです。

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4月22日

4月17日の嵐から、28度前後のしのぎやすい日が続いています。

西方で次々に低気圧が出来ているからだそうです。

 

昨日の夕方、私達はペットボトルの水を買いに

キャンパス内のマーケット『KC』に出かけました。

黒雲がたちこめていて、降りそうだなと分かっていたのですが

急げば間に合うと信じて、外に出てしまいました。

いつも水を買っている店は、あいにく休みでした。

そこで、少し離れたところにある、

24X7というダーバーで水を買うことにしました。

バイクに乗って走り出した途端、

突風が吹いてきて、雨が降り出しました。

上空は寒気が流れ込んでいるのでしょうか。

雨粒がとても冷たかったです。

大きめの雨粒が体に当たると、身震いしてしまうほどです。

これはたまらん、と

バイクを降りてバス停で雨宿りすることにしました。

バス停には、雨宿りをしている仲間がたくさんいました。

インドの雨は、どうせ長続きしないので

用事をさっさと諦めて、雨宿りするに限ります。

案の定、すぐに雨がやみました。

そこで、シートが濡れたバイクにまたがり、

ダーバーに移動しました。

すると、到着前にまた降ってきました。

ダーバーの注文カウンターのトタン屋根の下で

またもや雨宿りすることとなりました。

フライドライスや、ヌードルを調理する匂いが漂ってきて

腹ごしらえをするべきか、混んでいるからやめておくべきか

考えてしまいました。

水遊びが大好きな息子アスマは、

風で雨粒が飛んできて嬉しそうでした。

同じく雨宿りをしていた、髪の毛がカールしている

女子大生に声をかけられていました。

10分くらい待ったら、雨はやみました。

またバイクの濡れたシートにまたがり

寮に戻って来ました。

寮では停電が起こったらしく、住民が玄関に集まり

お喋りをしていました。

 §

私が妊娠しており、もうすぐ日本に帰るという噂が

寮内で広まっているようです。

私達一家が引っ越して行くと勘違いし

何かを期待している人々もいるようです。

「洗濯機を譲ってください」

と言われたり

「キッチンの荷物とか、どうするの?」

と言われたり。

確かに、日本に行く前に処分する荷物が出てくるので

それは欲しい人にはあげる予定です。

でも、アルカカット氏が

「出産後、またインドに戻ってくればいいじゃない」

と言っているのです。

新生児と、魔の2歳児と、

そしてガキンチョのような夫もいるのに

インドでやっていけるのか心配ではあります。

でもアルカカット氏がそう言うのだったら

出産後、また来たいなと思います。

すると、冬物がまだ必要になってくるので

処分は当分先になりそうです。

期待している皆様、スミマセンとなりそうです。

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パーキスターン製の靴を入手

古い建物が並ぶカロールバーグ

またまたカロールバーグに行ってきました。

アルカカット氏のジョードプリースーツが仕立てあがったので、

取りに行って来たのです。(以前の記事は、こちらを参照)

店で早速、上着を着せてもらいました。

Dabangg以降のピチピチ・ブームのせいでしょうか、

それとも店の人にホモっ気があるからでしょうか、

結構ピチピチに出来上がっていました。

「下にシャツを着ているせいだよ」

と、店の人。

スーツの下には、肌着以外着ないものなのでしょうか・・・?

疑問が湧きましたが、

シャツを着なければ大丈夫そうね、と納得し

店を出てきました。

ところが、帰宅してズボンも履いてみたら

こちらもピチピチで

座った時に窮屈そうです。

座りジワもついてしまいそうです。

大きければ詰めることができますが

サイズが小さいものを大きくするのは難しそうです。

アルカカット氏は、もとから痩せているので

痩せて体を細くするという作戦も非現実的であります。

さて、どうしましょう。

§

革の靴クッサー(ナーギラー)の買い溜めをしたい、

という野望を持っていた私は、

カロールバーグで買ったら安いのではないかと思い

見て廻ることにしました。

革の靴は、いろいろな所で買ったことがあります。

パハールガンジのメイン・バーザール、

ジャンパトの土産物屋、

ディッリーハートのテント、

モールに入っているチェーン店・・・。

これらの経験から、クッサーは1足Rs.250~Rs.400するものと

心得ていました。

しかし、安かろうと思ったカロールバーグで

散財してしまうことになるとは、思いもよりませんでした。

原因は、この靴であります。

店頭に飾ってあったのを一目見て、

これ欲しい!と思いました。

店の人に聞くと、なんとパーキスターン製とのこと。

関税がかかるので1足1250ルピーと言われました。

値段は高いけれど品質も高く、

靴底が二重になっていました。

インドの靴には、いろいろな革が使われているそうですが

この靴には、ラクダ革が100%使われているそうです。

これは買わずにはいられないでしょう。

§

最近、デリー市民の間では

パーキスターンのファッションが人気です。

4月12日から、展示場プラガティ・マエダーンで

『Lifestyle Pakistan』という見本市が行われ

特にローン生地の製品が、売り切れ続出の大盛況だったそうです。

英国大使館で行われたバザーでも、

「パーキスターン製」や「パーキスターニー・デザイン」の

服が売られていて、店は多くのマダムで賑わっていました。

パーキスターン製の服は

少々高くても飛びついてくる人がいるそうです。

デザインに、目新しさがあるようです。

これらの靴を見ると納得です。

でも、貿易が促進されて、

どんどんパーキスターン製が入ってくると、

インドのデザイナーが、その要素をパクったりして

やがて、どちらも同じになっていくのではないでしょうか。

今が華かもしれません。

帰宅前にクルフィーを食べました。

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タマネギの輪切り

多くの女性を泣かせてきた、

辛くもあり、甘くもあり、臭くもある

食卓の影の支配者、タマネギよ!

おまえの皮がいつまでも紫色に輝きますように!

「インドのタマネギは、旨い」

と認める日本人は少なくないのではないでしょうか。

カバーブの脇などに添えられるタマネギに

塩をふりかけ、ライムを搾って食べると

タマネギが途端にフルーティーになり

とても美味しくなります。

タマネギは、ヴェジ・ノンヴェジを問わず、

あらゆる料理のグレービーのベースになっています。

でも、このタマネギの美味しさの秘密は、

「輪切り」なのではないかと私は思うのです・・・。

カバーブに添えられてくるタマネギは、

皆、輪切りになっていますよね。

ウルドゥー語のカレーのレシピに、

『ラッチェーダール(輪状)に切れ』

と書かれているのを見て、

実際にタマネギを輪切りにして使ってみたら

とても美味しくなった経験があります。

モスバーガーのオニオンリングやオニポテが美味しいのも、

輪切りのおかげではないのかなと思うようになりました。

(そばの薬味のネギも、輪切りにするからウマイのではないか

と思うようになりました。白髪ネギと要比較です。)

以来、タマネギは輪切りにします。

しかし球状のタマネギをまな板の上で輪切りにするのは

結構難しいです。

半分までは美味くいきますが、

半分以降は、曲がったり、タマネギの層が崩れたりして

失敗してしまいます。

一時期、スライサーで輪切りにしていました。

この時は調子が良かったのですが

ヘビーデューティーだったため

スライサーが歪んでダメになってしまいました。

お店の人は、タマネギをどうやってスライスしているのだろう

と不思議に思っていました。

ある日、メヘラウリーの路地で

階段に座って大量のタマネギを刻んでいる男を見ました。

彼は、片手でタマネギを包むようにして持ち、

片手で小さなナイフを滑らせるようにして

タマネギの輪切りを作っていました。

なにげないことだけれど、やはり職人芸だったのですね。

うちのナイフは、あそこまで良く切れないので

手のひらで切るのは私には無理です。

日本で、よく切れるスライサーを買って

輪切りを続けていこうと思います。

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