大きな樹木のもとに人々は集い、やがて木の根本を基壇で囲い、祠も出来上がる。
そうなる頃にはあたりでは市が立つようになり、さらに多くの人々の営みが繰り返されるようになる。
面白いのは、そのすぐ脇にも大きな樹木があるのだが、こちらは基壇までは築かれたものの祠を持つには至らず、ごみ捨て場のようにすらなっている。
樹木であっても、それぞれが持つ徳性のようなものには、持って生まれた器の大小があるように思われてならない。
大きな樹木のもとに人々は集い、やがて木の根本を基壇で囲い、祠も出来上がる。
そうなる頃にはあたりでは市が立つようになり、さらに多くの人々の営みが繰り返されるようになる。
面白いのは、そのすぐ脇にも大きな樹木があるのだが、こちらは基壇までは築かれたものの祠を持つには至らず、ごみ捨て場のようにすらなっている。
樹木であっても、それぞれが持つ徳性のようなものには、持って生まれた器の大小があるように思われてならない。
宿泊先の「ホテル・ガンガー・サーガル」にはホテルのグラウンド・フロアーのバーに併設された酒屋があったので、これを買ってみた。カルナータカ州産のブランデーとのこと。
他に誰も客がおらず暇そうな時間帯だったので、いろいろ話を聞いてみると、ひとつ興味深いものがあった。ウイスキーのM’cdowellに「糖尿病患者用」というのがあるのだそうだ。いろいろもっとらしい話をしていたので「ホンマかいな?」と思って聞いていたが、その後ネットで調べてみると、さきほどの話とはかなりニュアンスが異なり、名前どおりダイエット使用のウイスキーらしい。それはそれで変な話だが。もともとウイスキキーはもともと糖質はほとんど含まないはず。アルコールのカロリーをオフにするには、度数を下げるのか?それだとウイスキーにならないし、仮に「低アルコールウイスキー」なるものであったとして、それで「濃いめの水割り」を作ったら、通常のウイスキーで普通の水割りで飲むのと変わらないのでは?
ふと窓の外に目をやると、このあたりからゴアを含むコーンカン地方まで続くラテライトの大地。気泡がたくさん入ったラテライト質の岩石もよく建築に使われるなど、印象的だ。
インド中華は完全にインドナイズされているため、「インド人が香港に旅行したら、どこにもちゃんとした中華料理がなくて困った!」なんてことがありそうだ。
画像のヌードルスープのみならず、「中華」が独り歩きして、まったく独自のものになっているのが興味深い。
ウドゥピは名刹を中心に広がる落ち着いた雰囲気の街であるためか、趣きのある家がけっこうある。
通りから見てわかるのは玄関まわりの佇まいだけだが、それでもいい感じの家がとても多い。
大財閥リライアンスのアンバーニー家の御曹司アナントと結婚するラディカー・マーチャントって誰?とメディアで話題になっている。
私たち日本人にとっては、彼女の家族背景よりも「マーチャント姓」だろう。
もともとインドではセーナーパティ(司令官)、セート(商人)といった職業が苗字となっているケースが割とある。(もちろんその苗字の示す仕事をしているものというわけではない。)
こうした形で英語の「Contractor」「Pilot」といったものが苗字となっているケースもあり、これらの場合は改姓した本人がそういう職業に就いていたから。国民会議派の政治家で「サチン・パイロット」という人がいるが、この人は父親の代に「パイロット姓」に変えている。インド空軍のパイロットだったのだ。
おそらくこのMerchant一家もご主人かその先代、あるいはそのひとつ前の世代が姓を改めたのだろう。
仕事がMerchantであるMerchantさん、とてもわかり易い。
Who is Radhika Merchant—the new addition to the Ambani family (livemint.com)