チャッティースガルが熱い!

 最近チャッティースガル州が個人的に熱い。チャッティースガル州は2000年11月にマディヤ・プラデーシュ州から独立した新しい州で、多くの部族が住む地域なのだが、最近観光に特に力を入れているようだ。とりあえず売り物は部族文化と自然。インド版ナイアガラの滝や、世界有数の落差を誇る滝があるそうだ。今年の冬休みの旅行先の有力候補だったが、まだ観光情報がいまひとつ揃っていないので、もう少し様子を見ることにする。
 ところで、12月5日(日)にアショーカ・ホテルで行われた毎年恒例のインターナショナル・バザーにて1冊の古本を手に入れた。デザイン・トゥデイ誌の2003年10−11月号。特集は「ベスト・オブ・インディア」。インド各州の特産工芸品が、売っている店と共にいろいろ掲載されており、多くのものに値段まで載っていたので参考になった(定価のないインドの工芸品に定価が表示されるのはありがたい!)。
 その中で気になったのが、チャッティースガル州経営のエンポリアム「Shabari」だった。住所を見るとアショーカ・ロードのカニシカ・ショッピング・コンプレックスとなっていたので、期末テストが終わった直後に直行してみたら、改装中なのか取り壊し中なのか建物は廃墟となっていた。せっかくチャッティースガル州の工芸品を買い漁ろうと思っていたのだが・・・。


 振り上げた刀を下ろす場所がなくなってしまったので、仕方なくそのままディッリー・ハートへ行った。ディッリー・ハートはただでさえ手工芸品の宝庫なのだが、現在「Master Creation」と題した工芸品祭が行われており、けっこう珍しい工芸品が揃っていた。その中で、チャッティースガル州から来た職人たちの工芸品も見つけることができた。あまり品数は多くなかったが、その中で動物のドーグラー(金属製の人形)を購入した。

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猿、オウム、九官鳥

 猿は、インドでは「ガーンディー・ジーの3匹の猿」、日本では「日光東照宮の三猿」として有名なあの3匹の猿の「言わ猿」の格好をしていた。他の2匹はないのか聞いてみたが、残念ながらないらしい。
 オウムと九官鳥は人間の言葉を真似る鳥としてあまりに有名だ。九官鳥には面白い話がある。デリー大学観光学部にいた僕の友人(日本人)が、あるときチャッティースガル州の州大臣に招かれて同州を他のインド人学生たちと共に訪れたことがあった。友人はチャンディーガル(パンジャーブ州とハリヤーナー州の州都)だと勘違いしており、軽く考えていたらしいが、列車はいつまで経っても目的地につかず、結局デリーから地の果てのチャッティースガル州に到着してしまった。滝やら村やらいろいろ見て回ったらしいが、その中でも爆笑ものだったのが、「人間の言葉をしゃべる鳥」だったらしい。学生たちは、引率のガイドに「人間の言葉をしゃべる珍しい鳥がいる」ということで、ジャングルとほとんど同然の公園に連れて行かれたらしい。友人は、「もしかしたら九官鳥じゃねぇか」と嫌な予感を胸にジャングルの道を歩いていたらしい。そうしたら予想の通りで、そこには九官鳥がいて、ヒンディー語をしゃべったりしていた。友人は九官鳥を飼っていたことがあるようで、これを見るためにわざわざ遠くまで連れて来られたことにガッカリしたそうだが、他のインド人学生たちは初めて九官鳥を見たようで、ものすごくビックリしていたらしい。どうやら九官鳥はインドが起源のようだが、おかしなことに日本人の方が九官鳥のことをよく知っている。
 昔コールカーターのスワブーミで購入したカエルの灰皿に猿を置いてみた。ガマガエルに乗った忍者のようになった。

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忍者猿

 チャッティースガル州のエンポリアム「Shabari」の引越し先を知っている人はどうか教えてください。

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