恐るべし、インド系ITエンジニアJr.

 ITメディアにこんなニュースが掲載されていた。

§§§

小学5年生が設立したゲーム会社、650万ドルの資金獲得
ゲーム会社「PlaySpan」を設立したのは当時小学校5年生だったアージャン・メータ君。
 米PlaySpanは9月19日、650万ドルのシリーズA投資を獲得したことを明らかにした。出資者にはニューヨークを拠点とするEaston Capitalを筆頭に、シリコンバレーのMenlo Ventures、韓国のSTIC International、香港のNovel TMT Venturesが名を連ねている。
 同社はゲームパブリッシャーやデベロッパーと提携、自社開発のeコマースプラットフォームによってパブリッシャーらに収益を獲得する機会を提供するとともに、魅力的な仮想商品を販売して新規ゲームユーザーを増やし、既存ユーザーを維持するという事業を展開している。
 同社を設立したのは設立当時小学校5年生だったアージャン・メータ君。単にゲームを楽しむだけでなく、ゲームをプレイした分「ごほうび」がもらえたら、という発想からスタートしたという。
 アージャン君が2006年に自宅のガレージで始めたPlaySpanは、彼がオンラインゲームなどを販売して得た資金をもとに、2006年5月に法人化。2007年8月にゲームパブリッシャー7社と契約し、同年9月にはプラットフォームのα版をリリースしている。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0709/22/news021.html

§§§

 職業柄、「アージャン・メータ」という名前に嫌な予感というか、ピンと来るものがあった。これはもしかしてインド人の名前「Arjun Mehta(アルジュン・メヘター)」の誤読ではないか・・・。調べてみたら、その勘はドンピシャだった。

20070925-photo0123.jpg
アルジュン・メヘター君


 シリコンバレーで生まれ育ったというアルジュン君の生い立ちを見ると、十中八九、インド人ITエンジニアの子供であろう。小学生がIT企業を設立するとは、彼らは自分の子供にどんな英才教育を施しているのか・・・。末恐ろしくなる。記事をざっと読んだだけでは、彼の設立したPlaySpan社がどんな事業を行っているかよく理解できないのだが、投資が得られるということはけっこうすごいことをしているのだろう。本社はシリコンバレーに置かれているようだが、支社はムンバイーと上海に置かれているらしい。おそらく支社を運営しているのは彼の親戚であろう。
 ただ、アルジュン君ばかりが表に立っているが、PlaySpanのCEOはアルジュン君の父親のカール・メヘターである。アルジュン君はアイデアを提供しただけで、実質的に会社を設立したのもプラットフォームを設計したのも、父親なのかもしれない。つまり、アルジュン君はただの広告塔のようなものだ。
 それでも、小学生が設立したIT企業という戦略は、メディアの注目を集めるのに十分で、成功していると言える。

This entry was posted in 雑談. Bookmark the permalink.

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>