今年前半に導入された新しいタイプの急行列車、Antyodaya Express。
ラージダーニー、シャターブディー、ドゥロント等の特別急行よりも下だが、一般急行よりも停車駅が少なくプライオリティの高いスーパー・ファストのカテゴリーの急行ながらも、連結されている客車はすべて2等、しかも予約席/寝台一切なしというエポックメイキングな急行列車。
さぞかし粗末なものだろうと想像していたが、どうやらAntyodaya Express専用にモディファイされた新型車両を使用しているようで、なかなかいい感じ。
しかしながら、「予約無し」システムなので、途中駅からの座席/寝台確保は難しそうだし、始発駅からの乗車でも、「他人をかき分けて我先に乗り込む」作法のインドだけに、「早い者勝ち」というよりも、「腕力ある奴が勝ち」「デカい奴らのグループ圧倒的有利」という状況になりそうだ。
まさに「競争社会」でキビシイ・・・。