シンガポールにラッフルズあれば、カルカッタにはグレート・イースタン。1950年代末だか1960年代初頭だかには、訪印したエリザベス女王の食事会も開催されたほどのホテルだ。
1970年代以降は、共産党州政権のもとで、州営ホテルとなってからは大きく格を下げ、2000年代に入り、ムンバイを本拠地とするホテルグループ、The Lalit Hotelsに売却される直前は、なんと1500Rs程度で宿泊出来るまでに転落。
今から10年ほど前に、グレート・イースタン・ホテルと題して、この宿泊施設を取り上げてみたことがある。
売却後、2005年から長らく工事のため休業していたが、2013年から再び高級ホテルとして開業して現在に至っている。